日本の農林水産省が今月公表した数字によると、日本の食品輸出は7年前の福島核事故後、回復の道をたどっています。
食品で見ると、牛肉の輸出が最も大きな伸びを見せ、輸出額は37.4%増の108億円に達しました。果物の輸出においては、りんごが最も人気があり、輸出額は45.8%増の59億円に達しました。
インスタントラーメンなどの加工食品の輸出も、10.8%増の29億円に達しました。
国全体で見ると、香港が最大の輸出国で、輸出額は17.3%増の985億円でした。
その次は中国の658億円、米国の559億円、台湾の421億円、韓国の305億円です。
日本政府は2019には年間の農産品輸出を1兆円に増加したいと意図しています。そのため、農林水産省と経済産業省は食品輸出を拡大するための共同チームを設置しました。
さらなる協力
中国香港特別行政区行政長官を務めるキャリー・ラムは、香港は食品の安全性を確保するために、日本産食品の輸入状況を密接にモニターしていると言っています。
金曜日(8月17日)に訪問中の日本の農林水産省斎藤健大臣との会議の場で、ラムは、香港は食品の安全性を確保するために、日本産食品の輸入状況を密接にモニターし、食品の安全性と公衆衛生を保護するために、省と密接な連絡を維持したいと述べました。
斎藤大臣は香港貿易発展局主催の香港フードエキスポに二度目となる参加を果たしました。
「制限があるにも関わらず、香港への当国の輸出は拡張を続けています。(フードエキスポ)のおかげで、我が国の香港への輸出が増加することを期待しています」 大臣はジャパンタイムズにこのように語っています。
先月、香港は安全性とゲートキープシステムの実装の確認後、茨城、栃木、千葉、群馬四県からの野菜、果物、牛乳、乳飲料および粉ミルクに対する輸入制限を解除しました。
輸出業者が、放射能レベルがガイドラインに準拠していることが記載されている輸出証明書を提示すれば、貿易が可能です。
福島の食品に対する禁止令は維持されています。