より健康的なワイン?メルシャンの新しいボンルージュワインには3倍多いレスベラトロール

By Tingmin Koe

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より健康的なワイン?メルシャンの新しいボンルージュワインには3倍多いレスベラトロール
キリンのワイン部門であるメルシャンは、3倍多いレスベラトロールを含む新しいボンルージュワイン製品を販売開始しました。

ぶどうの皮に含まれるレスベラトロールには、抗酸化物質を生成し抗炎症効果​があることがいくつかの研究で示されています。  

「ボンルージュプレミアムペットボトルレッド」として知られる新製品は、アルコール度数が11%で、8月28日に限定生産で販売を開始しました。

ワイン100mlに1.2 mgのレスベラトロールが含まれています。

新製品の販売を通じて同社は「お客様に健康に良い新機能をお届けしたい」​、とキリン広報部の兵頭俊昭氏はFoodNavigator​に語っています。

ボンルージュシリーズが1996年に販売開始されて以来、この企業は20年以上にわたりレスベラトロールの研究を取り組んでいます。

彼は、現代の消費者はワインに「高品質と付加価値」を求めていると付け加えています。

「消費者には、高級志向と節約志向の二極化が見られます...価格が高くても、成長の兆候はいまだに見られます」​ と語っています。

ワイン市場

Wine IntelligenceのJapan Landscapesレポート2018によると、日本の静かなワイン市場は、数年間の成長の後、市販されるワインの合計量という点からみれば衰退しています。.

 「日本における一人当たりのワイン消費量は一人当たり3Lと比較的少ないままで、2016年から2017年にかけては、一人当たりのワイン消費量は2%減少した」​ とのことです。

わずか2年前の2016年には、日本の国税局は、ワインおよびその他果実酒の課税対象総量は、家庭での消費量の増加と新設ワイナリーの増加により増加していると述べています。

課税対象総量とは、工場から出荷される酒税対象となる酒の総量を意味します。

また、100%日本産のぶどうを使った「日本産ワイン」はその高い品質が評判となり、国際的なコンクールで受賞していることも強調しています。

日本の主なワイン産地は山梨、長野、山形、北海道です。

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