ウェルネス、「スナック化」、健康的な老後が注目される中、デュポンが新しいジャパニーズ・イノベーション・センターを開設

By Tingmin Koe contact

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ウェルネス、「スナック化」、健康的な老後が注目される中、デュポンが新しいジャパニーズ・イノベーション・センターを開設
デュポンでは、今年後半に新しいイノベーション・センターを日本に開設する予定です。このセンターでは、地域の最もホットなトピックとしてウェルネス、スナック化、高齢化を筆頭に挙げています。

現在、DuPont Nutrition & Healthではアジア太平洋地域において製造拠点の他に中国、インド、シンガポール、オーストラリアの4ヶ所にイノベーション・センターを所有しています。また、上海、シンガポール、デリー、シドニー、ソウル、東京等のアジア太平洋の多くの主要都市において強力な存在感を示しています。

「今回の拡大により、弊社では現地の顧客との距離を縮め、日本市場独自のニーズを満たすためにカスタマイズされた新しいイノベーションの提供に専念できるようになるでしょう」​ と、DuPont Nutrition & Healthアジア太平洋地域の最高責任者であるLi Yongjing博士は語っています。

DuPont Nutrition & Healthは過去数年間で大きな成長を遂げていて、この流行は続くだろうと予測しています。

弊社では現地での将来性を高め、現地の食品を開拓するために、引き続きアジアの新興市場に投資していきます」

Polaris Market Research社が発行した報告書によると、世界の特殊食材市場は2018年から2026年の間に6.8%の年平均成長率で増加すると予測されている、とLi博士は言います。

アジア太平洋地域は、今後5、6年で世界市場全体の約40%を占めると予想されています。

「主に繁栄、都市化、健康への意識の高まりにより、中国、インド、東南アジアをはじめとするアジア食品業界の展望は明るいと感じています」​と、Li博士は語っています。

「デュポンでは強力なイノベーション・パイプラインを持っていて、アジアにおける事業成長については楽観的な見通しを立てています」

アジアにおける食品の動向

Li博士は次のように語っています。近年、健康的な食事の必要性についての消費者の意識は高くなっています。また、アジアの人口も急速に高齢化しています。

更に、アジアでは都市化が急激に進んでいます。これは経済成長が主な理由で、地域経済の活発化がこの成長に拍車をかけています。

アジアの食品産業は常に進化しているが、定着が見込まれる新しい潮流があります。

「健康とウェルネスが主流となり、低糖、「スナック化」、タンパク質強化は今後も鍵となるでしょう」

東南アジアでは7500万人が糖尿病を患っていて、糖尿病の発症率は世界第2位です。砂糖は新しい脂質です。ウェルネスへの関心と健康への意識の向上により、消費者はますます砂糖から遠ざかっています。

しかし消費者にとって味が重要であることに変わりはなく、Mitelからのデータによると、消費者は人工甘味料よりも天然由来の甘味料を好む傾向があります。 

「天然甘味料は、近いうちに共通のトレンドとなるでしょう」​と、Li博士は言います。

更に、「スナック化」はアジアに浸透しつつあるグローバル傾向です。

「スナック化は特別な位置を占めています。健康的かつ罪悪感のないことが、スナックの基準です」​と彼は説明します。

更に、収入の増加や多忙な生活といった消費者の行動やライフスタイルの変化が、特にパックに入ったスナックなどの便利な食品に対する需要の増加を後押ししています。

そのまま飲める缶やペットボトル入り飲料、賞味期限の長い商品、調理済み食品などヘルシーかつ便利な食品が、このカテゴリーを伸ばしていくでしょう。

他の特筆すべき地域的な動向としては、アジアの人々は食事で多くのタンパク質を摂取して、天然の資源からも更に多くのタンパク質をとろうとしていることが挙げられます。動物性タンパク質に加え、植物性タンパク質の人気が高くなっていて、アジア太平洋では急激な成長が見込まれます。

最後になるが、日本、中国、シンガポール、韓国などのアジア諸国では高齢化が進んでいるため、食品業界では高齢者をターゲットとした健康的な老後のための画期的で目新しい栄養食品の需要を見込めます。

現地の嗜好

最近、アジア最大の食品原料成分イベント「Food Ingredients China(FIC)2018」で、DuPont Nutrition & Healthは、デュポンのブランドの1つであるダニスコ社の活動であるYO-MIX M11の種培を開始しました。

デュポンによると、YO-MIX M11は優れた後酸性化抑止力を発揮し、ヨーグルトにマイルドでクリーミーは風味を加えるそうです。乳製品メーカーはバランスのとれた風味を実現し、製品保存期間を通して商品のマイルドで安定した口あたりを確保できます。

Li博士は次のように語っています。YO-MIX M11はマイルドなヨーグルトの第1歩となるでしょう。pHの低下は汚染を意味し賞味期限の短縮や味の劣化につながるため、乳製品においてpHの維持は安定した高品質のヨーグルトをつくるために重要です。

また、安定したpH値により食品中のプロバイオティクスの生命を維持できます。

ダニスコYO-MIX M11は世界中で展開される予定ですが、デュポンでは製品開発の際にアジアの嗜好、ニーズ、問題点を考慮に入れています。

YO-MIX M11は酸蓄積に対して過敏な反応と優れた調整力を示すため、発酵過程の最後で乳酸が少なくなり、ヨーグルトにマイルドな風味を加えます。

ベトナム、インドネシア、中国でのデュポン消費者調査では、これらの国の消費者は調和やバランスのとれた味を好むため、酸味がマイルドで甘いヨーグルトが求められることを示しています」

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Healthy Ageing APACサミット2018:次回のイベントでは、食品業界や栄養補助食品業界が現在および未来のアジア太平洋地域の高齢化社会のニーズを満たすための方法を評価します。シンガポールで6月12日と13日に開催されるイベントでは、Nestle、Blackmores、Swisseや日本における嚥下食の先駆者であるニュートリー社等からの業界専門家、政策立案者、学術機関等が一堂に会することになっています。クリックして詳細を表示

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