ジャパン フォーカス:ナトリウム表示の変更、アサヒへのサイバー攻撃、カイコタンパク質

Japan Focus
Japan Focus (Image: Getty/Wirestock)

今回の特集では、日本のナトリウム表示の変更、サイバー攻撃後のアサヒの利益減、健康に役立つカイコタンパク質などについて取り上げます。

日本、ナトリウム管理を重視した栄養表示ガイドラインを改定

日本の新しい栄養表示基準はナトリウム管理を一つの重点としており、規制による管理や減塩イノベーションへの道を開くものとなる。

塩分およびナトリウムの摂取は、近年、日本における最も差し迫った公衆衛生上の課題の一つとなっており、食文化の根幹をなす醤油や関連調味料の多用によって、その問題はさらに深刻化している。

サイバー攻撃と欧州の天候不順により、アサヒの利益が減少

アサヒグループホールディングス(アサヒ)は2025年9月にサイバー攻撃を受け、主要システムに障害が発生した結果、直近の四半期決算で利益が減少した。

「Qilin」と名乗るグループが犯行を主張し、ランサムウェア攻撃を仕掛け、業務復旧のために身代金の支払いを要求したが、アサヒの勝木敦志社長兼CEOは、支払いを拒否したと述べた。

蚕タンパク質メーカー、健康効果と親しみやすさを武器に国内での成長を図る

Morus社は、筋肉の維持や日常の栄養補給を目的とした蚕由来のタンパク質パウダー、蚕パウダーを配合した個包装の抹茶ブレンド「SilkMatcha」、そして血糖値管理を目的と したDNJカプセルを製造している。

同社の戦略は「食は薬」という概念に沿ったものであり、蚕の栄養特性を活用して代謝健康に関する課題の解決を目指している。

アサイー業界のリーダー、SAMBAZONが次の成長段階に向け日本と中東に注力

アサイー業界のブームにより需要は急速に拡大、現時点では米国が同社の売上高において最大の市場であるものの、SAMBAZONは世界の他のいくつかの市場が成長を牽引すると見ている。

「成長率で見た場合の最大の顧客は間違いなく日本です。消費者の関心の高まりと先駆者としての優位性により、過去2年間で売上と需要が3倍に伸びました」と同社は述べている。

イラン情勢の混乱が日本のポテトチップス生産に打撃

イラン情勢に起因する燃料供給の混乱により、日本の山芳製菓株式会社はポテトチップスの生産を停止せざるを得なくなった。これは、エネルギー危機がいかに迅速に食品製造業に影響を及ぼしうるかを示している。

今回の事態は、2017年に日本で起きたジャガイモ不足を彷彿とさせるが、原因は農作物ではなく、エネルギーが問題であり、食品産業が「単一障害点」に対してどれほど脆弱であるかを浮き彫りにしている。