サイエンス ショート:フリーズドライ技術、Global Food Tech Awards APAC

Science and Nutrition sciences with two main food groups
Science Shorts (Getty Images)

フリーズドライ技術、Global Food Tech Awards APACなどを今回のScience Shortsで特集しています。

ベトナムNFC、フリーズドライ技術でインスタント食品市場に参入

ベトナムのNature Foods Company(NFC)は、安全性・栄養価・クリーンラベルの魅力を兼ね備えたフリーズドライ技術で、アジア太平洋地域のインスタント食品(RTE)需要を捉える

NFCはアジア太平洋地域のRTE市場シェア拡大に向け、フリーズドライ製品ラインを 拡充中。

主力製品には日本向けに輸出される「iSoup」フリーズドライキノコスープ、米国向け「I-Ya.Ua」フリーズドライヨーグルトが含まれる。

The Global Food Tech Awards 2025 - APAC予選

The Global Food Tech Awards 2025 のアジア太平洋地域予選のエントリー受付を開始しました!

The Global Food Tech Awards 2025 は、食の未来を形作るスタートアップを支援します。

またこの賞は、絶えず進化する食品飲料業界で世界的な認知を得るための切符となります。

FoodNavigator主催、Asia-Pacific Agri-Food Innovation Summitとの提携によるこの 画期的なコンテストは、最先端のスタートアップ企業を、業界リーダー、投資家、インフルエンサーからなる世界的なオーディエンスと結びつけます。

APAC予選では10のファイナリストが選出され、その革新的な技術はFoodNavigatorウェブサイトを通じて比類なき露出を得ることになります。

専門家が警告:若年層の栄養アドバイスに関するインスタグラム依存:UAE研究

新たな研究によると、UAEの若年層の約3分の2が栄養アドバイスをソーシャルメディアに求めており、中でもインスタグラムが最も利用されていることが明らかになった。

この傾向は健康を維持するための自発的行動におけるデジタルプラットフォームの役割 拡大を示す一方、情報の質や信頼性に対する検証不足に警鐘を鳴らしている。

The Research Institute of Medical and Health Sciences and University of Sharjahの研究者らが実施した本調査では、これらの若年成人が情報の科学的根拠の有無よりも、入手しやすさに重点を置いていることが指摘された。

スペースグレードの安全:CP Foodsの鶏肉、宇宙へ飛び立つ準備完了

CP Foodsが宇宙ミッション向けの安全基準を満たす鶏肉を導入し、宇宙から無限の彼方へ、食品安全分野に新たな新境地を切り開く

タイに本拠を置くタンパク質大手CPフーズは、同社の鶏肉製品が地域で初めて「safe for space」認証を取得し、食品安全承認の新たな段階に到達したことを発表した。

この認証は、宇宙分野で世界的に最も認知度の高い機関の一つである米国航空宇宙局(NASA)との協力により取得された。

「この認証は、CP Foodsが鶏肉の食品安全基準を宇宙飛行士と共に宇宙へ送り出せる水準まで引き上げたことを意味します。これこそが宇宙安全基準の真髄です」と、CP Foods国際貿易事業部長のEkpiya Ua-wutthikrerk氏は語る。

桑の葉とシログワイが食後血糖値の上昇を抑える可能性

佐賀大学と西九州大学の研究者らの説明によると、この効果は桑の葉に含まれる1-デオキシノジリマイシン(DNJ)と関連している可能性がある。

DNJは食後の血糖値上昇を抑制する役割を果たす化合物である。

研究者らはまた、シログワイの殻にはポリフェノールが豊富に含まれており、炭水化物分解酵素を阻害し、マウスとヒトの両方で食後血糖反応を低下させることが示されていると 述べている。