パウダーパワー:大手ブランドのネスレ日本とファンケルがスティックタイプ スムージーを発表

By Guan Yu Lim

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パウダーパワー:大手ブランドのネスレ日本とファンケルがスティックタイプ スムージーを発表

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ネスレ日本株式会社と株式会社ファンケルは、「ネスレ ウェルネス」ブランドとして、フルーツ&ベジタブルスムージー2製品を小袋タイプで発売した。

2製品は、「ネスレ ウェルネススムージー ケール&フルーツ」と「ネスレ ウェルネススムージー キャロット&フルーツ」。

ネスレのウェルネス シリーズは、ネスレの主要な食品・飲料事業から発展、栄養面や健康面での問題を解決することを目的としている。

2017年に、ネスレのコーヒーマシン「ネスカフェ ドルチェ グスト」に対応したポッド形式のケールスムージーが発売されていた。

「ネスレ ウェルネス」シリーズでは、他にも「ウェルネス抹茶カロリミット」や「ウェルネスミルク」​などの商品を展開している。カロリミットは、健康な人の糖分や脂肪の吸収を抑える​と言われているファンケルのサプリメント。

今回、水に溶かすことができ、コーヒーマシンを持たない消費者にも適した粉末のスティックタイプの開発となった。

さらなる利便性として、小袋は個別に包装されており、消費者は何時でもどこでも飲めるようになっている。

ネスレ日本のTokuo Hosokawaメディアリレーションズ マネージャーによると、原料はファンケルが提供し、製造・流通はネスレが担当したという。

野菜や果物を食べよう

Hosokawa氏は、日本人の摂取量の少なさに対応するために、果物と野菜のスムージーの開発に力を入れていると説明した。

日本では、1日に野菜350g、果物200g以上の摂取が推奨されている。しかし、令和元年の国民健康・栄養調査の結果では、20歳以上の平均で1日の野菜摂取量は281.4g、果物は100.9gとなっていた。

生鮮果実の消費量も、価格の上昇が購買力の低い若年層に影響し、加工食品のより入手しやすさと相まって減少している。

ネスレウェルネスのスムージー 1食分は、ケール40g、ニンジン40gに相当する。Hosokawa氏によると、推奨目安量は1日1本だという。

製品は、ネスレのオンラインストアで販売されており、ケール&フルーツは1,558円、キャロット&フルーツは1,644円(各15袋入り)となっている。

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