7成分未満、植物ベースのプロテインバーは、女性をターゲットに
このプロテインバーは、2018年8月に最初に上市されてから10,000本を超える販売となっている。
Snaq Meの創設者であるShintaro Hattori氏はFoodNavigator-Asia誌に、成分を変更し、栄養バランスを改善した第2世代製品は、3つの新しいフレーバー、抹茶、オレンジ、メープルを特徴としていると語った。
CLRは、クリア、ピュア、クリーンの略。 Hattori氏によると、プロテインバーには約8gのプロテインが含まれており、運動前後および終日の摂取に適するとの事。
女性の求めるもの
同氏は、プロテインバーやプロテイン摂取量の増加に興味を持っている女性の数が増えていると言っている。
「女性は、男性と比較して、成分についてはるかに意識しています。たんぱく質が筋肉だけでなく髪、皮膚、体に必要であることを知っています。(市販の)プロテインバーのほとんどは男性向けです。」
市場に出回っている多くのプロテインバーには20種類以上の成分が含まれていると述べ、「これらの一部の成分は発音すらできません。」
サブスクリプションボックスサービスのほとんどのユーザーは女性であり、現在女性専用のプロテインバーはほとんどないと付け加えた。
成分
Hattori氏によると、CLRバーはドライフルーツとナッツから作られており、添加物、砂糖、甘味料、トランス脂肪は含まれておらず、ベジタリアンやビーガンにも向いている。
バーの成分には、自然な甘さを供するデーツ(各バーに約2つのデーツを使用)、および香りとサクサクした食感を与えるアーモンドやカシューナッツなどのナッツが含まれている。
イチジク、ベリー、ジンジャー、カカオ、ピーナッツバター、レモン、コーヒーなどのその他のドライフルーツは、自然な風味を出すために使用され、塩は味覚増強のために添加されている。
製品に使用されるタンパク質はピー(エンドウ豆)プロテインで、これはホエイプロテインと同等のBCAAであり、アレルゲンを含まない。
ピープロテインは、通常のタンパクに比べて生産に必要な土地が6分の1であるため、環境への影響も少なくなる。ピープロテイン1 kgを生産するのに必要な水は、動物性タンパク質の560,000リットルと比較してわずか3,200リットル。
ヨーロッパやアメリカで一般的に使用されており、大豆に代わる植物タンパクとして注目されている。
Hattori氏曰く、「エンドウ豆のタンパク質は現在日本ではポピュラーではありませんが、より有名になると思います。」
未来は明確
CLRバーは日本で製造されており、12種類のフレーバーがある。
同社のオンラインストア、ジム、およびオフィスの自動販売機で販売されている。価格は、4本1,200円(税別、送料無料)。
Hattori氏は、より多くの実店舗での販売と、海外での事業拡大への興味を仄めかしている。
プロテインバーとは別に、
肉、塩、コショウの3つの材料のみで作られたJQミートジャーキーも販売している。