KitKat Japanが累計350種類のフレーバーを開発。一番人気は抹茶味

By Tingmin Koe

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KitKat Japanが累計350種類のフレーバーを開発。一番人気は抹茶味
KitKat Japanは過去45年間で累計350種類を超えるキットカットのフレーバーを販売してきた。日本のキットカット製造会社のネスレジャパンは、今後もキットカットのイノベーションへの集中を維持していくことを約束します。

FoodNavigator-Asia​のTakuya Hiramatsuネスレジャパン広報担当への取材によると、KitKat Japanは毎年平均20~30種類のキットカットを新発売している。1年間に40~50種類もの新しいフレーバーを発売することもあれば、10種類以下の年もあるという。

現在の「キットカットの中心地」日本国内では40種類のキットカットが販売されている。

キットカットは1935年にイギリスで発祥されたが、その後のブランドイメージとイノベーションは、キットカットが1973年に日本に紹介されて以降、ほとんど日本からもたらされている。

新製品を待つ日本国内の消費者と、海外の顧客からの期待が日本でのフレーバー開発の原動力になっているとHiramatsu氏は説明する。

「私たちは、海外市場の消費者と比較して「新しい」商品を好む傾向がある日本の顧客の期待に応えるために、ユニークな味を多数開発しています」​と彼は言う。

「また、海外から日本にお越しのお客様は、いつも新しい「メイドインジャパンのキットカット」に出会うことを楽しみにしています」

「外国人観光客は、日本独自の味とパッケージデザインの組み合わせに大きな魅力を感じています」

ネスレジャパンのプレスリリースによると、キットカットブランドは、初期に「願いはきっと叶う」というキャッチコピーが有名になり、日本での知名度が上昇し、応援と感謝の気持ちを伝える人気のギフトになったという。

KitKat Japanは今年45周年になるキットカットをお祝いしている。また、キットカットは世界100カ国以上で販売されている。

全体的な売上を見ると、オリジナル味と抹茶味は日本国内で最大の売上高を記録している。

一方で、日本酒味、わさび味、東京バナナ味などの地域限定商品も地元の消費者に人気だ。

ブルームバーグによると、昨年、ネスレジャパンは姫路市に第二のキットカット製造工場を新設し、キットカットの「高級化」​と「価値の付加」​を図っている。

限定商品

日本ではキットカット45周年を記念して35種類の限定アソートを販売している。

この限定商品は種類が豊富で、1) オリジナル味やオトナの甘さなどを含む定番商品、2) 紅いも味や信州りんご味などのご当地のお土産フレーバー、3) ゆず味やパッションフルーツ味などの専門店で販売されている珍しいフレーバーの3つに大別される。

限定アソートの価格は6,264円(約55米ドル)で、11月19日よりキットカット・ショコラトリーストア、オンラインショップ、キットカット・ギフトショップで購入できる。 

限定アソートのフレーバーを選択する際に、世界中の消費者から新しいフレーバーの提案を募集したという。キットカット世界総選挙が行われ、最も人気の味が商品化された。

総選挙には81カ国から約50万人が参加し、いちごティラミス味が一位に選ばれた。

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